洗濯機の処分方法は？お得で便利に処分できる方法を紹介

洗濯機を処分したいけど、どうしたら良いかわからず悩んでおりませんか？
洗濯機の処分って、お金も手間もかかりそうですよね・・。
粗大ゴミで処分できると思われがちですが、洗濯機は家電リサイクル法によって処分方法が定められていて、ゴミとして処分することはできません。

ルールを知らずに捨てると不法投棄になってしまうことも・・！

そこで今回は洗濯機の正しい処分方法や、お得で便利に処分できる方法を解説していきます。

処分方法をざっくりまとめると下記のとおりです。

まだ使える→売却する
古くて売れない・故障している→家電量販店などで有料で引き取り
自分で処分する→リサイクル券を入手して指定引取所へ持ち込む
楽に処分する→不用品回収業者に依頼する
詳しく解説していきますので、是非参考にしてください！

▼この記事の要点

・要らなくなった洗濯機を処分する方法7つの方法を紹介
・費用面や手間など、さまざまな面で方法を選ぶべき
・ネックになるのは手間
・おすすめは不用品回収業社

要らなくなった洗濯機を処分する方法9選

ここからはお得で便利な洗濯機の処分方法を9つ紹介していきます！

それぞれのメリット・デメリットを確認し、ご自分に合った処分方法をご検討ください！

・自治体に相談して業者を紹介してもらう
・指定取引場所に直接持っていく
・家電量販店に引き取ってもらう
・リサイクルショップで買い取ってもらう
・買取専門店に売却する
・フリマアプリやネットオークションで出品
・ジモティーで人に譲る
・引っ越し業者に依頼して処分する
・不用品回収業者に依頼する

自治体に相談して業者を紹介してもらう

お住まいの自治体に相談すると、専門業者を紹介してくれることがあります。
自治体が紹介する業者は「一般廃棄物」の収集許可を受けているため「家電の収集運搬」、「家電リサイクル券の取扱い」が可能です。

自宅まで回収に来てくれるので便利ですが、業者によっては洗濯機の取り外しや搬出などをやってくれないことがあり、その場合は自分で対応する必要があります。

メリット：自宅まで回収に来てくれる
デメリット：洗濯機の取り外し、搬出は自分でやらなくてはならない場合がある。

指定取引場所に直接持っていく

「指定取引場所」とは、メーカーが使用済みの自社製品(家電4品目)を引き取るために設けている取引場所で、販売店や収集運搬会社が引き取った家電はここに運搬されます。

この指定取引場所に自分で洗濯機を持ち込む場合、事前に郵便局でリサイクル券を購入する必要があります。
詳しい方法はこの記事の後半に記載しておりますのでそちらを参照してください。

自分で洗濯機を運ぶため、収集・運搬料金がかからず、リサイクル料金のみで済むというメリットがあります。
ただし、洗濯機を積み込める大きさの車が必要になります。

メリット：自分で持ち込むので「運搬料」がかからない
デメリット：洗濯機を積み込める大きな車が必要

家電量販店に引き取ってもらう

買い替えの予定がある場合は、購入先の販売店に古い洗濯機を引き取ってもらえます。
また、家電量販店によっては、新規購入の予定がなくても処分の依頼が可能です。

この場合でも「リサイクル料」と「運搬料」は必要ですので、金額は販売店に確認しておきましょう。
メジャーな家電量販店のリサイクル料および運搬費は下記の通りです。

店舗名	リサイクル料	運搬費（買い替え）	運搬費（引取のみ）
ヨドバシカメラ	2,530円〜	550円	✕
ビックカメラ	2,530円〜3,300円	1,650円	5,000円
ヤマダ電機	2,530円〜3,300円	1,650円	4,400円
ケースデンキ	2,530円〜	1,650円	別途費用追加
ベスト電気	2,530円〜	1,650円	4,400円
ノジマ	4,180円	別途費用追加

※税込みの金額です。
※3階建て以上からの搬出、クレーンの使用を必要とする搬出などでは追加料金がかかることがあります。

リサイクルショップで買い取ってもらう

故障しておらず、まだ使えるならリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
説明書などの付属品がすべてそろっているか確認しましょう。

店舗によっては出張買取サービスを行っているところもあるので、お近くにお店がない、または持ち込みたくても車がない、という方は是非調べてみてください。
引き取りをしてくれる製造年数は7年としている場合が多く、古すぎる洗濯機は買い取ってもらえないことがありますので注意しましょう。

メリット：すぐに現金化できる
デメリット：製造年数によっては買い取ってもらえない場合がある

買取専門店に売却する

リサイクルショップ以外では、買取専門店に買い取ってもらう方法があります。
大体の買取専門店は無料で出張買取をしてくれるので、是非利用してみましょう。

買取専門店の一例は下記の通り

買取専門店	出張買取
家電高く売れるドットコム	無料
買取屋さんグループ	無料
ReRe買取	無料
買取ドットコム	無料
リサイクルショップ家電王	無料

メリット：すべてインターネットで手続きを完了できる
デメリット：製造年数によっては買い取ってもらえない場合がある

フリマアプリやネットオークションで出品

まだ使える洗濯機であれば、ヤフオクなどのオークションサイトや、メルカリなどのフリーマーケットサイトを活用して売却できる可能性があります。

出品する手順は下記の通り

①ヤフオクやメルカリに登録する
②洗濯機の写真を撮影する
③説明文などを添えて洗濯機を出品する
④買い手が見つかったら自分で梱包し、発送する

売れた場合は自分で梱包・発送しなくてはならないので、値段を設定する際は送料を考慮して金額を決めましょう。

メリット：不要品をお金にかえることができる
デメリット：発送が大変、送料が高い

ジモティーで人に譲る

ジモティーはWebやアプリで利用できるサービスで、利用者がお金をかけずに不用品を誰かにあげたり、売ったりすることができます。

ジモティーの利用方法は下記の通り

①会員登録する
②不用品の情報を入力する
③問い合わせがあったら受け渡し、支払い方法を相談
④受け渡し、支払い方法を相談して取引を完了
⑤問い合わせの受付をクローズする

自分で発送するのは大変なので、「引き取りに来てくれる人」などの条件をつけると楽です。
ただし、個人間の取引はトラブルが発生しやすいので注意しましょう。

メリット：不用品を誰かに再利用してもらえる
デメリット：個人間の取引はトラブルが発生しやすい

引越し業者に依頼して処分する

引越しの際に古い洗濯機を処分したいという方は、引越し事業者に依頼することで処分してもらえます。
すべての引越し業者が不要品回収サービスを行っているわけではないので、事前に確認しておきましょう。

メリット：引っ越しのついでに処分してもらえる
デメリット：具体的な費用は明記されていないことが多いので、実際の金額は見積もりを取って確認する必要がある

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼して洗濯機を処分してもらう方法です。
自宅まで回収しに来てくれて、自分で梱包する必要もないのでおすすめです。

また、業者によっては買取サービスを行っていることも多く、良い状態の洗濯機であればお得に処分できるかもしれません。
洗濯機の取り外しも業者がやってくれるので安心です。

手順は下記の通り

・インターネットで不用品回収業者を探す
・見積もりを取る
・回収してもらう

インターネットで不用品回収業者を探す

不用品回収業者を探すときは悪徳業者に注意しましょう。
下記のようなポイントを意識して依頼する業者を確認します。

・ホームページがあるか
・住所や電話番号が記載されているか
・料金体系が明確に記載されているか
・電話などで事前に概算の見積もりを出してくれるか
・営業許可証を提示しているか
・口コミや評判もチェック

注意：市内を巡回している不要品回収業者には依頼しない！

不要品回収は営業許可を受けている業者しか行うことができません。
そして、営業許可を受けている正当な業者は市内巡回はしていません。
つまり、市内を巡回しながら不要品を回収している業者は営業許可を持っていない悪徳業者の可能性が高いです。

ちょうどその辺を走っていたら、つい声をかけてしまいたくなりますが、やめておきましょう。
「回収は無料」だけど、「別途処分料がかかります」など、高額な金額を請求されたり、回収した不要品を不法投棄されたりする可能性があります。

見積もりを取る

事前に電話やインターネットで概算の見積もりを確認しましょう。大体の金額がわかったら引取日などを決めます。

回収してもらう

自宅まで回収にきてくれます。

メリット：洗濯機以外の不用品があればまとめて処分できる
デメリット：依頼する業者を慎重に選定しなくてはならない

リサイクル料はいつ、どうやって払うの？

不要な洗濯機を処分する際に発生する「リサイクル料」は、どのタイミングでどうやって払うのでしょう。
ここでは「買い替え」で古い洗濯機を処分する場合と、「自分で指定取引所に持っていく」場合の2つを解説いたします。

買い替えで古い洗濯機を処分する場合

洗濯機の買い替えで古い洗濯機を処分する場合は、購入店舗にてリサイクル料を支払います。

具体的な手順は下記の通り。

①訪問回収時または店頭にて、家電リサイクル券に必要事項を記入する
②料金を支払う
③家電リサイクル券の控えをもらう

自分で指定取引場所に持っていく場合

不要な洗濯機を自分で指定取引場所に持っていく場合は、自分でリサイクル券を用意する必要があります。

具体的な手順は下記の通り

①最寄りの郵便局の貯金窓口で「家電リサイクル券払込票」を受け取る
②払込票に下記の必要事項を記入し、郵便局窓口やATMにてリサイクル料金を支払う

家電リサイクル券払込票へ記入する必要事項

・製造業者等名コード（数字3ケタ）・品名コード（数字2ケタ）
※製造業者等名コードはRKCホームページで確認できます。
※洗濯機の品名コードは「40」です。
・リサイクル料金と消費税の合計金額
・排出者（消費者）の住所氏名電話番号

③窓口にて、家電リサイクル券に付属している振替払込受付証明書日附印を押印してもらう
※ATM振込の場合は「ご利用明細票の写し」を受け取り、窓口へ提出する

④郵便局から受け取った振替払込受付証明書を、家電リサイクル券払込票の上から4枚目に貼り付ける。

⑤処分する洗濯機の指定場所に家電リサイクル券を貼り付ける

⑥お近くの指定引取場所に、洗濯機・家電リサイクル券・振替払込受付証明書（またはご利用明細票の写し）を持ち込む

⑦家電リサイクル券の控えを受け取り、保管する

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